<写真集発売のお知らせ>

 

写真集『続 タウシュベツ川橋梁』が発売となりました。
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<最新ブログ記事>

マニアックではあるけれど

写真・文/岩崎量示

ひと昔前と比べると飛躍的に知られるようになったとはいえ、知る人ぞ知るというポジションにはまだ距離がありそうなタウシュベツ川橋梁。

 

20年近く撮りつづけていると、「これはもう二度と見られない」と思うような場面に出会うこともあります。
今の時代、SNSで見て楽しんでもらえれば良さそうなものですが、できれば手元に長くとどめてほしくなるような写真が撮れることも、稀ですがあるものです。

 

2020年に撮影した一枚は、まさにそんな場面でした。

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10年前の今日の写真とともに

写真/文:岩崎量示

10年前の今日もタウシュベツ川橋梁を撮っていました。

その頃もまた、翌年には崩れるだろうと思いながら通いつづけていたものです。

 

5年、10年、そしてもうすぐ20年。固い意志によって、というよりは、そうしたものがなかったからこそ、撮りつづけてこられたのではないだろうか。

 

乗りかかった、というよりはもう乗ってしまった舟のうえで、今はそのようなことを考えています。

2014年11月18日
2014年11月18日
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オフシーズン

写真/文:岩崎量示

タウシュベツ川橋梁には年に2度、オフシーズンが訪れます。

 

一度目は雪解けが進む晩冬から春にかけて、そして二度目が晩秋から冬にかけての、まさに今の時期です。橋へとつづく林道が通行止めとなり、橋自体も水に沈んでしまうので、もう観光にやって来る人の姿を見ることもほとんどなくなります。

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