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Semimonthlyタウシュベツレポート(2015/4/1~4/30)

4月は中旬に大阪での写真展に出かけていたので
1カ月分をまとめての報告となります。

2015年4月3日
2015年4月3日

ほんのひと月前はまだタウシュベツは雪と氷の中にあった。

2015年4月4日
2015年4月4日

雪の上に見つけたヒグマの足跡。
春めく日射しの暖かさに冬眠から覚めたようだ。

2015年4月4日
2015年4月4日

この時期、ちょうど皆既月食も見られた。

2015年4月6日
2015年4月6日

この頃の空はもう冬の空とは明らかに違っている。

2015年4月7日
2015年4月7日

糠平湖の氷が解けるにはまだ時間がかかりそう。
春の暖かさと冬の景色とが共に存在する短い時期。

4月10日から16日までは富士フイルムフォトサロン大阪にて
個展『タウシュベツ拾遺』を開催。
関西圏では初となる個展に多くのご来場をいただいた。

2015年4月19日
2015年4月19日

10日間ほど離れていた糠平に戻ると
湖の雪解けはだいぶ進んでいるようだった。

2015年4月22日
2015年4月22日

暖かくなったとはいえ山の雪解けは遅い。
少しでも早い芽吹きを探して山を下りてくる
エゾシカを見かける機会が増えてきた。

2015年4月24日
2015年4月24日

湖の氷はいったん解け始めると
日毎に変化が目に付いてくる。

2015年4月26日
2015年4月26日

湖を覆っていた氷が消えるまで20日間ほどだ。

2015年4月27日
2015年4月27日

それでも日の当たりにくい場所には氷が残る。
この時点でまだ厚さ20センチほど。

あちこちに雪解け水の水たまりができるのも
ちょうどこの頃のこと。

解け残った氷の織りなす造形は厳寒の名残り。

2015年4月28日
2015年4月28日

例年になく暖かな日が続き、
4月下旬になるとタウシュベツ川橋梁周辺の
雪や氷はほとんどなくなった。

2015年4月29日
2015年4月29日

雪解け水が奔る。
この時期の沢水は氷そのもののような冷たさ。

2015年4月30日
2015年4月30日

冬を越すごとに、コンクリートの劣化がいちじるしい。