昨年と同様に、糠平湖の水位が低い時期が続いている。
山の雪ももうほとんど解けたようなので
降水量の多寡が糠平湖の水位に反映される。
場所によっては、湖底にも緑の部分が広がってきた。
昨年とは天気の傾向が違うようで、まとまった雨には
ならないものの、ときおり降る雨が草木を湿らせている。
変わりやすい天候を象徴するように
どこか不吉な空模様が広がることも多い。
日本各地から梅雨入りの報せが届くころ
北海道では初夏を感じさせる清々しい空が
広がるようになる。
夜に雨が降り、朝には上がる。
そんな天気が多い年だ。
雨に洗われた後の空気の透明感は例えようがない。
橋に巣を作る鳥の数が、今シーズンとくに
増えているような気がする。近づくと
警戒して鳴き始める。
月の初めにはわずかに見えていた残雪も
ほとんど姿を消した。
一日で天気が大きく変わる日がある。
この日は早朝の青空がにわかに書き曇り、
大粒の雨がひとしきり降った後に
大きな虹が架かった。
変わりやすい天候は続く。
この日、早朝の快晴から一転し、
糠平では1時間に50ミリを越すにわか雨が降った。
ZINE『タウシュベツ拾遺』は好評をいただき、
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