<お知らせ>
・ZINE『タウシュベツ拾遺』の販売用残部数が
100冊ほどとなりました。売り切れ次第販売終了となります。
・9月5日(土)~13日(日)まで、北海道帯広市にて
個展『タウシュベツ拾遺』を開催します。入場無料。
https://www.facebook.com/events/419758978228254/
8月前半は天候が落ち着かない時期となった。
気温の変化も大きく、期間中の糠平での
最高気温は29.2℃、最低気温は12.6℃と
寒暖差は17℃近い。
今月二度目の満月は残念ながら雲の向こう。月が沈んだ後の空に虹が架かりました。
Posted by 岩崎 量示 on 2015年7月31日
すっきり晴れた星空が見られる日も少なかった。
雨の降らない日がしばらく続くと、
橋の乾いたコンクリートが白さを増していく。
湖底のひび割れも広がっていく。
この時期まで湖底が露わになっている年は珍しい。
今までにここで見たことのないような植物が生えはじめた。
晴れ間の少ない8月前半ながら
晴れた日には夏らしい雲が立ち昇った。
今シーズンは湖の畔にエゾシカを見かけることが多い。
橋から落ちた砂礫にも緑が育つ。
まとまった雨が降ることは少ないものの
霧雨が落ちたり、湿度の高くなる日は多かった。
今月に入って糠平湖の水位が上がり始め、
中旬になると橋の周辺にだいぶ近づいてきた。
浅瀬では鯉の産卵場面を多く見かける。
静かな湖に水しぶきの音が響いていた。
このまま水位の上昇が続けば、今月下旬には
橋脚のたもとまで水面が届きそうだ。