2月17日~22日の期間、札幌市・新さっぽろギャラリーで個展『タウシュベツ拾遺』を開催しました。
多くのみなさんのご来場ありがとうございました。
また、展示作品を中心にまとめた写真冊子・ZINE『タウシュベツ拾遺』は、
おかげさまで限定制作の700部を完売いたしました。
昨シーズンに続いて、糠平湖の水位が低い冬となった。
2月中旬の時点でタウシュベツ川橋梁のほぼ全体が氷上に現れた。
冬の糠平湖の風物詩・キノコ氷が橋の周辺にでき始めると、湖底に流れる沢から水音が聞こえる時期となる。
沢の周囲では氷の割れ目が目立ち、30cmほどの厚さの氷が断面をさらす。
何の変哲もないような雪原に見える糠平湖面の氷にも、この時期になるとガス穴が増えるため、横断が危険になってくる。
橋梁の近くでもタウシュベツ川の沢筋に沿って氷が落ち始めた。
少しずつ寒さが緩み始める中、この朝は-20℃近くまで気温が下がった。
水蒸気が氷に変わる。
糠平湖上への立ち入りが可能な最終日は、この冬でも稀な大雪となった。
次に橋を間近で見られるのは4月下旬、雪解けがだいぶ進んだ頃になる。