晴れ間の少ない6月は、夏至を挟む時期にも関わらず一か月の日照時間が100時間にも満たなかった。
雨が降ることも多く、6月後半の半月で糠平湖の水位は4~5メートルほど上昇している。
青空がのぞくこともなく、低く雲の垂れこめた日が続く。
水に濡れたルピナスは例年と同じくらいの時期に見ごろを迎えた。
久しぶりの青空が広がったこの朝、タウシュベツ川橋梁は早朝から香港からのツアー客で賑わった。
日中の気温が上がるようになると、早朝は霧に包まれることが増えた。
朝日が射し込む時間帯になると霧が消えていく。
抽象的な景色がひろがるわずかな時間。