ここ3年間でとくに水位の高い状態が続く糠平湖。
7月中旬にいったん下がりつつあった水位は、下旬に再び上昇し、橋はほぼ水没した。
雨や曇りの日が多く、湿度も高い日が続いた。
気温の下がる早朝には、峠で雲海を見られることが多かった。
十勝平野に雲がかかる朝、糠平よりも標高の高い峠は雲海となることが多い。
7月下旬にかけて少しずつ姿を現してきたタウシュベツ川橋梁。
早朝の橋上では羽を休めるアオサギを見かけることが増えた。
発電に水が使われているためか、順調に水位が下がってきたのはこの日まで。
翌日からは雨模様の日が続き、湖の水位は一気に上昇する。
北海道の夏らしさを感じさせない湿った空気が辺りを包む。
連日20~30cmのペースで増えた水かさが、8月に入ってのまとまった雨で一気に上昇し、8月2日現在で橋はほぼ水没した。