先週の増水でこのまま沈んでしまうかと思われた タウシュベツ川橋梁ですが、なんとか持ち直しています。 水位はわずかながら減少する傾向にあるようなので、 雨さえ降らなければ当分は見ることができそうです。 今朝の橋ではアオサギが羽を休め、対岸では エゾシカの親子が青草を食んでいました。
帯広コンテンポラリーアート2011 真正閣の100日と 題された現代アートの展示が帯広市内の 真鍋庭園で開催されています。 http://tokachiart.jp/ 一週間ごとに異なる作家の展示を見られるこの企画。 1,200円の年間パスの元を取れるほど通っているのですが、 毎度アタマを刺激されます。 展示は9月4日まで。まだまだ楽しめそうです。
「橋は見えてますか?」と聞かれることが 糠平に住んでいるとたまにあるのですが、 一番困るのがちょうど今頃の水没状況の時です。 見えるといえば間違いなく見えているけれども、 たぶん期待されているアーチ橋とは違う・・・。 「見えるけれど橋には見えないかもしれません」 「!?」 こんなやりとりが多くなってくると 夏の訪れを感じます。
あと2週間とすこしに迫った写真展「Photo Quartet 2011」。 今日は写真を出展する4人がそろって地元紙の取材を受けました。 ふだんは取材をする側にいることが多いので、 逆の立場になると新鮮な気分に・・・はならず、 何を話したものかと緊張してばかりです。 記事は近いうちに掲載してもらえるそうなので、 十勝管内の方はどうぞご笑覧ください・・・。
数日間降り続いていた雨も昨日には上がり、 糠平湖の水位の上昇もそろそろ止まるものだと 思っていたのですが、さにあらず。 一日でさらに水量が増えていました。 あと2メートルほどで、タウシュベツ川橋梁は完全に 水面下に沈んでしまいそうです。 こんな日には湖面を歩けるような気がしてくるのでした。
早朝、いったん止んだ雨が 今はまたぼそぼそと降り始めました。 ここ数日間に降った雨の影響で糠平湖の 水位は1メートルほど上昇し、タウシュベツ川橋梁の 見え具合も変わっています。 まだ完全に沈むまでは時間がありそうですが、 今日も一日雨予報なので、もう少し水かさが増えそうです。
昨日から降り続く雨の中、森から出てきた エゾシカの親子が草を食んでいました。 なかなか見事な鹿の子模様。
雨上がりの朝。 森にかかっていたガスが消えていくと 力強い夏の日射しが雲を照らしました。 そしてほんの一瞬、アーチ橋の向こう側に虹のかけらが。
霧とも、低い雲ともつかないガスに包まれた 今朝の糠平湖。 こういう日には水面と空との区別がなくなります。
釣り人もよく訪れるタウシュベツ川の流れ込みに コンクリートアーチ橋は架かっているのですが、 今年は例年になく魚の数が多いような気がします。 とくに巨大な鯉が水面下のあちこちに。 見ているだけだと、簡単に釣れそうな気になります。