雲ひとつなく晴れ渡った夜明けは久々でした。 雪を被った標高2,000m近い東大雪の山々が 浮かび上がって見えます。 しばらく冷え込む日が続いていましたが 今日の日中は春先を思わせる陽気となっています。 小春日和とはこんな日のことなんですね。
十勝の空は晴れていても、山の向こうでは雪が降っているようです。 冬になるとこんな気象条件のことが多いのですが。 雲をオレンジ色に染めているのは国道の街灯。 民家の灯りがほとんどない土地なので ことさらに強烈な印象を受けます。
十勝三股をぐるりと囲む山々が やっと冬らしい姿を見せ始めました。 まずまず暦どおりといったところでしょうか。 体感的には、雪がしっかり積もるまでの ちょうど今時期が一番寒く感じます。
氷点下8℃近くまで冷え込んだ朝方、 東の空に月がありました。 細い月を眺めていると、実際の気温よりも さらに体感的に寒く感じるから不思議なものです。
昨日は雨が降りました。 今年最後になるかもしれない雨。 毎年のことですが、この時期に聞く雨音には、 春先の最初の雨と同じように特別な気分にさせられます。 雨上がりの今朝は、しっとりとした霧が辺りを包んでいました。
昨夜は空を見上げている時間の長い夜でした。 朝5時を過ぎて、少しずつ白み始めてきた空から 星が見えなくなり、やがて西の山が赤く染まりました。
初冬の天の川の横をすり抜けるように 一筋の光跡を残して流星が落ちました。 レリーズを握る手が凍えるほどの寒い夜です。
月が少し明るい夜になりますが、 今夜しし座流星群がピークを迎えるようです。 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20111116002&expand&source=gnews 天気予報は晴れ。気温はだいぶ下がるようですが・・・ 楽しみです。
この山が頂上付近から少しずつ白くなってくると 冬が一歩ずつ近づいてきていることを感じさせられます。 十勝と上川を結ぶ三国峠は圧雪アイスバーン状態。 次に夏タイヤで走れるのは来年の6月頃でしょうか。
夜明け前から沈んでいく月を見ていました。 山に朝日が当たり始めるころ、手前の丘に どこからともなく牛が1頭2頭と。